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※この小説は若干アレな描写が含まれます。
よって、義務教育を未終了の方、18歳未満の方の閲覧を禁止させていただきます。
また、読み終わった後の苦情等は受け付けませんので、読む場合は心して読んでください。
OK!という方は、下からどうぞ!
金の斧と普通の斧。
泉の精はどんな気持ちで木こりに差し出したのだろうか。
編集部の飲み会から酔っ払った小野寺を連れて帰宅して10分が経とうとしていた。
電波時計で確認したから確実だろう。
ただ、10分の時間をかけても俺がしていることの結論は出ていなかった。
「…………」
今、俺の右手には酔い覚まし用の薬が、そして、左手には催淫剤が乗っている。
これは俺がどうしようも抑えきれなくなった場合に、事後小野寺がその時の記憶を無くすくらいわけがわからなくなるように、と以前ネットで手に入れていたものだった。
そのためにただの催淫効果とあわせて、記憶を混濁させるような作用もある。
編集部で飲んだ。
小野寺が飲みすぎてふらふらになった。
酔った小野寺を介抱するという名目で持ち帰った。
と、ここまでのルートは完璧なまでにセッティングされ、かつ滞りなく進んだのだ。
あとは薬を飲ませて美味しくいただき、あわよくばついでに記憶もトばしてくれたらいい。
……なんて。
「我ながら恐ろしい計画だよな……」
どうせ一度こうなってしまえば覚えていないだろう、と期待をしつつ、それでも、知らずにヤられる小野寺には同情したくなる。
これでいいのか?
目を覚ました小野寺はなんて言うのだろうか?
また、あの時のように10年も姿を見せなくなるんじゃないか?
と、まあこのように悶々と悩んで、10分もの時間を無駄にしていたわけだが……。
俺を選ばせたのは、ほかでもない小野寺だった。
「たかのさん……それ、なんですか?」
床に転がる小さな体から舌足らずな声が飛び出してきた。
「薬だけど?」
ポーカーフェイスを装って答えると、
「くすり……?おれ、からだがすごくだるくて、あついです」
あついあつい、と火照った顔で着ていた黒いジャケットがばさりと脱ぎ捨てられる。
おいおい……。
はだけたシャツから白い肌が覗いた。
生唾が通って俺の喉がごくり、と鳴く。
「だから、あの……、のませてもらえませんか?」
寝転がったままの小野寺が、酒で潤んだ瞳とともに熱っぽく俺を見上げた。
これで誘っていないなんて詐欺だろ。
「……お前が言い出したんだからな」
言い訳まじりにそういってから、俺は水と一緒に催淫剤を口に含んだ。
そのまま零さないようにそっと口を近づけると、合図のように小野寺が形のよい唇を開ける。
「…ん…ぅ、…」
鼻にかかったような息が漏れた。
俺の唾液と薬が混ざった水が、小野寺の口内に侵入していく。
このまま流れで舌も入れるか。 水と一緒に俺の舌も入れてみても特に拒否されることなくすんなり入れた。
そのままあちこち動かそうと頬に手を当てて角度を変えた時、
こくん。
小野寺の喉が小さく上下される。
薬は無事に嚥下されたようだ。
薬の効果は、きっかり一時間。
さて、自称だが床上手の実力を見せてやろうか。
「は…、…っはぁ……」
キスしている間に即効性の薬の効果が表れて、すぐに小野寺の息が乱れ始めた。
酒のせいで熱かった吐息は薬のためにさらに浅くなり、早くなる。
「………っ、いき、でき…な…」
口を塞がれているので息苦しいのか、震える手が遠慮がちに俺の服を掴んで引っ張った。
「ああ、悪いな」
「…ぷは、っ、は……」
長いキスから解放してやると、溢れるような新鮮な空気に小野寺の喉がひゅうと鳴った。
真っ白で、すべすべで、誰も触れていない綺麗な肌、か……。
呼吸で動く白い喉から目が離せずにいると、小野寺が荒い呼吸のままねだるように俺に手を伸ばす。
「……から、だっ、あつい………、はやく……」
「せっかちだな、まだ脱いでないだろ」
本当はもっと眺めていたかったが後頭部に絡みつく両手に促されて、しぶしぶ俺は服を脱いで、小野寺のシャツのボタンを外しにとりかかった。
ひとつ、ふたつ。
それも出来るかぎり時間をかけて焦らすように外していると、小野寺は早く早くと内側から急き立てられる熱を抑えようと身悶えていた。
「も、いいから…、そこ…じゃなくて……」
ラスト一個を外し終えると、ようやく小野寺の肌が露になった。
白い皮膚は先ほどのキスですこし紅潮していて、赤く色づく胸の尖りを舐めあげるとびくっと体が震えた。
「ここ、弱いんだな」
「……ん、あぁっ!」
軽く歯を立てると腰が浮き上がって、吐息混じりの声が高くなった。
「普段ならここで必死に声をかみ殺すのに。かみしめる唇もいいけど、素直な声もまたオツだな」
こんな感想すら耳に入らないといった様子で、とろりとした瞳のまま先を進めるよう足を擦り付けてくる。
「からだ、あついから……いれて……、いれ、て……はやくっ…」
もう何を言っているのかもわかっていないのかもしれない。
「わかったわかった。じゃ、こっちはどうかな」
絡みついてくる足からスラックスを剥ぎ取ると、先走りがとろとろと下着に染みを作っていた。
「もう濡れてる……。これくらいも我慢できないの?」
「がまん、できないから……おねが…っ!」
お願いお願いと繰り返す姿に、屈辱的な言葉でさえも気にすることが出来ないくらいに余裕がないことが伺えた。
もちろん先ほどから小野寺の痴態を見てきているこちらも余裕などあるわけもないが。
ローションを取り出して双丘の割れ目に流しこみ、ほぐすように二、三本の指をいれると簡単に受け入れた。
「ずいぶん慣れてきたな」
「う……、っんん…」
息をつめて俺の髪を掴む手が俺自身をさらに昂ぶらせた。
今、小野寺が縋れるのは自分しかいない。
そう思っただけで、ぞくりと背筋を快感が駆け抜ける。
でも、ここでさっさと挿れても面白くない。
小野寺にはもっともっと俺だけを見て欲しい。
俺は、小野寺にひとつ質問をした。
「ところで、律。俺の名前、知ってる?」
続く
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